ツタを除去して住宅を守ろう!ツル植物が引き起こすトラブルの数々

ツタを除去して住宅を守ろう!ツル植物が引き起こすトラブルの数々

住宅の外壁をツタが覆っているのを見ます。球場や建物などで外観の雰囲気を出すためにわざと行っているところもありますが、実は建物にとってあまり良くないことはご存知でしたか?
管理されている球場や観賞用の建物ならともかく、一般家庭でツタが外観を覆っているのは要注意です。ツタは非常に生長が早く、生命力が強いので放置するとどんどん細かく根を張っていきます。色々なトラブルの事例もありますので早めに除去しましょう。
今回はツタが住宅に引き起こすトラブルと、ツタの除去方法を見ていきます。

ツタ

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目次

ツタとは?

壁面緑化やグランドカバーなどいろいろな場面で使われるツタですが、ツタに覆われた建物は独特の雰囲気があるので魅力的に感じる人も多いのではないでしょうか。
通常、木の根っこは土の中に生えるものが多いですが、ツタのようなツル性植物のなかには気根を空気中に出し、それを幹や岩、壁などに伸ばしどんどん増えていくものもあります。
気候によっては、「ピッツバーグ」「スター」「バルティカ」「ヘデラ・ハイバニカ」などとくに侵略性が強いものもあります。

ツタの驚異的生命力

ツタはとても強い繁殖力を持っているので、さまざまな場所で生きる力があります。一度取り除いたとしても、気根が残っているとそこから水分を吸収でき、その部分から大きくなってしまうのです。
ツタ自体は簡単にはがすことができますが、気根は取り除くことがむずかしいので、取ろうとすると、吹き付け材ごと一緒にはがれてしまうこともあり注意が必要です。
また、建物を覆うくらいまで成長した場合、根元付近では枝の大きさが直径3~4センチになることもあり、これは木の枝とほとんど変わりません。

ツタが住宅に引き起こすトラブル

とても成長が早く生命力が強いツタは、あっというまにコンクリートなどの外壁の内側まで細かい根が張っていってしまいます。そんなツタが住宅に引き起こすトラブルをまとめてみました。

・外壁の破損
外壁の内側まで細かい根が張ってしまい、生長すると外壁に影響をあたえる

・外観イメージをそこなう
ツタに覆われてしまうと、なんの建物なのかわかりにくくなってしまうので、商業目的の場合、仕事に影響がでる恐れがある

・枯れ葉による排水溝のつまり
屋上などでツタの落ち葉や枯れ葉が排水溝にたまると、スムーズに排水ができず水たまりの状態になってしまい、屋上防水部に影響を与え、雨漏りにつながることがある

・エアコン配管、給湯器の留め金のはがれ
ツタが配管や給湯器のすきまに入り、そのまま成長すると、固定した配管やボルトがはがされてしまうことがある

・コーキングのやぶれ
劣化とツタの影響で深刻な漏水の原因になることがある

・害虫の発生
ツタを放置するとスズメバチが発生したり、ゴキブリが建物内に侵入したりしてしまう

また伸びてすぎてしまったツタによって、近隣の敷地に侵入するなどのトラブルに発展することがあるので注意が必要です。

ツタトラブル

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ツタを除去する方法

どんどん生長してしまうツタの除去にはどのような方法があるでしょうか。

・地面を覆うツタの場合

1.必要に応じて剪定はさみや弓のこの準備
2.ツタの端を探し、下に覆われている植物がないか確認する
3.剪定はさみなどで、広がったツタの外周の太い枝や根を小分けにして切る
4.地面が見えるまで、カーペットを丸めるようツタを丸太状に巻いていく
5.根を下ろさないように丸めたツタを運びだし、廃棄する。残ったツタも拾う

ポイント

ツタが新たに根を下ろさないために、侵略性のない好陰性の植物を植えるのがおすすめです。
燃焼処分をすると、煙によって健康を害する恐れがあるので注意が必要です。

・木を覆っているツタの場合

1.最も根に近い部分を除去すると他の部分も枯れるので、まずそこを確認し、剪定はさみなどで取り除き、高い部分も除去する
2.残ったツタを拾い、切ったものを廃棄するまで乾いた平地に置いておく

・壁やフェンスを覆っているツタの場合

1.ホースなどを使って水を流し、ツルや根を柔らかくして、上から下にはがしていく
2.フェンスや壁を傷つけないように慎重に手でツタを引きはがす
3.残ったツタをブラシで落とし、食器用洗剤を混ぜた水をバケツなどに用意し、これを使いブラシで壁をこする
4.これでも除去がむずかしい場合は、除草剤をまく

ポイント

ツタは除去をしたと思っても、根が生きている場合は、また成長をはじめてしまいます。
引き抜いても生き続けますが、乾いた起伏の多い場所では生長がむずかしくなるので、ツタの繁殖を防ぐためにも、日光があたる場所に放置して枯れるのを待ち、ビニール袋などに入れ窒息させ、撤去、廃棄、するのが有効です。
また、木からツタを引きはがす作業は、枝やスズメバチの巣が落ちてくることもあるので、枝を覆うツタは引っ張らないようにしましょう。

まとめ

生命力が強いツタは、広範囲に広がらないように、早めに刈りこむか除去が必要です。
ツタを放置すると、生活環境が悪くなる、高く伸びた場合は除去のときに足場を組む必要が出てくる、痛んだ壁を塗装しなおす費用がかかるなど手間と時間、費用もかかってしまいます。また、ほかの植物が駆逐されないように、用途を考えて適切な場所に植栽することも重要です。
大切な我が家を守るためにも、ツタが伸びすぎてしまったときは、さらに大掛かりな除去が必要になる前に、業者に相談・チェックを依頼し除去してもらうことがおすすめです。

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